かみさまのかたち
キッズ
クラス
- かたち
- かんかく
- しぜん
実施日:2016年7月2日(土)
7月の月間テーマは「祭り、祀る。」です。
夏と言えば、祭り。
花火やわたあめ、金魚すくい…。
楽しい縁日の催しはもちろんですが、一方で、古くからの祭事としての側面もあります。
作物の豊穣を願ったり、感謝や祈りを捧げる風習としての「祀り」としての側面。
今回は、そんな「祭り」をテーマに授業を展開していきます。
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第一週の授業では、自然崇拝(アニミズム)をテーマに、
身近な野菜や果物を神様に見立てて、お面をつくりました。
今日は珍しく、スライドで導入。
祭事の際の祈祷や、自然崇拝についてちょっとだけ、まなびます。
今回のかみさまたち。
りんご、アボカド、バナナ、きゅうり。
「えー!これがかみさま!?バナナでしょ!?」
そんなことを言いながらも、授業スタートです。
まずは、それぞれが選んだ「かみさま」を紙で覆ってみます。
ひろげたら、出来たしわをなぞって、かみさまの輪郭をとらえます。
今度は透明のシールを貼って、上から模様を写してみます。
針金をつかって、かたちを写したり・・
手触りや音をかたちで表現してみます。
バナナの手触りと、叩いたときの音を可視化したもの。
点々もあれば、ピッとはじいたような線もあるのが面白いね。
四角いぐるぐるは、ヘタの先っぽ。
リンゴの手触りと音の可視化。
触って、叩いて、転がして、いろんな感触がそのまま線に。
できた材料を切り貼りして、お面づくり。
左から、リンゴの神様と、バナナの神様。
どちらも、なんだかヘンテコで面白い。
2人で付け替えて見比べてみよう。
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今回の授業は、自然崇拝(=アニミズム)でした。
身近なもので聞いてみると、
「石とか木になにかまいてるのいたことあるよ!」なんて、
意外と子どもたちが授業テーマをすんなりと理解してくれて助かりました。笑
感受性の豊かな幼少期は特に、「実在しない何か」をカタチにすると
面白く、見ていても飽きない楽しい時間でした。